こんにちは(^^)

今回は、
私がEXCELマクロと出会った経緯や
EXCELマクロVBA探求部」を
作ろうと思ったきっかけにもなった
エピソードをお話します。

EXCEL マクロ(VBA)探求部を立ち上げた
きっかけともなった体験談です。

2017 年の初秋、
とある貸倉庫業を経営されている企業様から

「在庫管理業務を
EXCEL マクロ (VBA) で自動化したい!」

というご依頼を頂きました。

2003 年の春、
仕事が多忙でうつ病を患(わずら)い
プログラマを引退した自分が

14 年ものブランクを経て
再びプログラマとして活躍できるとは
夢にも思いませんでした。

プログラマとしての実務経験はあったものの
14 年間という長期間のブランクの上、
未経験の EXCEL マクロ (VBA)で

「今の自分で、期待に応えられるのか?」
「お役に立てなかったらどうしよう」

という不安と恐怖に襲われた。

お客様からお話を伺っていく中で
EXCEL マクロ (VBA) は

過去に実務経験がある C 言語と
非常によく似た言語である
ということがわかった。

不安と恐怖の中にも

「独学で勉強しながら、
何とかできるかもしれない」

そんな、希望の光が見えてきた。

こうして EXCEL マクロ (VBA) による
在庫管理業務の自動化という
お仕事を引き受けることとなった。

お客様からは
非常に丁寧に業務内容を教えていただいた。

また、
独学で勉強しながら仕事を進めていく時間も
十分に確保していただけた。

お客様のご配慮の気持ちが
めちゃくちゃ有り難かった。

そんな恵まれた環境のお陰もあって、
在庫管理の自動化が必要となる 11 月前には
無事プログラムを完成させることができた。

実運用では多少の問題も発生したが
即日対応することで
お客様からは非常に好感を持っていただけた。

余力があったため、

「こんな機能があったら
きっと喜んでもらえるに違いない!」
そんなアイデアをひらめいた。

そこには、
お客様が喜ぶ姿を想像しながら
ワクワクしながらプログラムを作っている
自分がいた。

それは、
お客様からはご依頼いただかなかった
機能だった。

お客様には相談せず、独断で
その機能の開発を進めてしまったが
結果オーライとなった。

そして、今でも
現役の EXCEL マクロ (VBA) プログラマとして
活躍するきっかけにもなった
ある出来事が起こった。

それは、
お客様からいただいた

「感動した!」

のひとこと。

「この仕事を引き受けて、本当に良かった」

その瞬間、
充足感とお役に立てた喜びの感情に
身体中が包まれた。

これまで35年間、仕事をしてきて

「ありがとう」

という言葉をいただいたことはあったが

「感動した!」

という言葉をいただいたのは
初めての体験だった。

「なんて仕事みょうりに尽きる
幸せな響きなんだろう」

まさに、自分自身も
感動で心が震えた!

そんな体験だった。

この出来事がきっかけとなり
EXCEL マクロ(VBA)の自動化の仕事は
自分にとって天職とも言えるものになった。

今では、この仕事は自分にとって

この世で最も貴重ともいえる
「時間」を生み出すことができる

そんな最高に価値の高い
尊い仕事であると

誇りを持つことができる。

自分で自分の価値を
認めることができる。

そんな仕事になった。