部活紹介

風香る砂浜で Fishing&Nature 釣りと自然

承認制
部長:
ノラネコ
最終更新日: 2022-10-28 15:48:28
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なぜ釣りなのか?

僕は没頭活動を模索していました。

人間が幸せな状態とは、
「居場所」
「没頭活動」
「自己超越」
これが満ちている状態。
この考えに基づくと、自分には没頭活動と思うものが見当たらない…
その原因を詳しく書くと長くなってしまうのでまたの機会にしますが、要約すると、子どもの頃から高校卒業まで、やりたくもない野球を親に無理やり!やらされていたことがひとつの大きな原因です。
だから自分が何をやりたいのか、何が好きなのか、そんなことすらわからない状況になっていました。
大人になってその状態だと絶望します。

没頭活動のヒント

少年時代の自分がヒントをくれました。
小学生から平日も毎日野球の練習があって、年間360日は野球をしていたので数少ない思い出ですが、友だちと池か川で釣りをしていたんです(中学生くらいだったかな?)。
<友だち>釣れないね〜
<僕>釣れなくても良いんだよ。こうやって自然の中でゆっくりしながら釣りしてるだけでもたのしいじゃん。
まさにこれなんです。
没頭活動とは
「やってるだけで満足。やること自体が目的。」
になっていることなんです。
なぜか?
例えば釣りでは「釣れる」ということが「結果」です。
しかし結果を求め出すといきなりつまらなくなってしまうのは僕だけではないはずです。
「釣れる」という結果を求め出すと、釣れなかった時に「残念」とか「失敗」という概念に苛まれてしまうんです。
でもそうじゃなくて、結果に関わらず「釣り」をやっているだけで満足。
そんな状態では「失敗」という概念なんて存在しませんし、楽しいから最強なんです。
野球というスポーツで「結果」のみを求めていた自分だからこそわかります。
結果を求めることは「成功」を求めること。
でも人間は何のために生きているか?
人間は「幸せ」になるために生きているんです。
「成功」するためじゃない。
成功すれば幸せになれると思っている人がいますが大きな勘違いです。
お金持ちになっても、オリンピックで金メダルをとっても不幸な人は不幸なんです。
実際、僕は野球で全国大会や中部日本大会など大きな大会に参加しました。
しかし何にも幸せじゃなかった。
僕の野球の遠征についてきて、友だちと遊んでいた弟の方が僕には100倍幸せに見えたんです。
だから人間は「成功」ではなく、「幸せ」な状態を目指していかなければならないんです。
そしてもちろん僕自身が釣りをやりたい!と思ったからこそ始めたんです。
没頭しよう!とか思って始めたわけではないんですね。
「やりたい」ということを第一条件にして始めることが第一歩です。
この理由はまたの機会に話しますが、人間はそうしないと動けない生き物なんです。

自然と一体になる

そして僕の中で、没頭活動に関してもうひとつ大きな要素があります。
それは
「自然と一体になる」
ということです。
例えば…
・風の匂いを感じながらコーヒーを飲む
・夜の空気を感じながらお酒を飲む
・芝生の公園で黄昏れる
僕はこういう時間が好きなんです。
だから「釣り」も僕にとってはこの「自然と一体になる」ってことのひとつなんです。
没頭活動と同じかわからないけど、「フロー活動」ということにもたまたま釣りが当てはまったからやってます。
まあいつまで続くかわからないし、ひとつのことを続けることが必ずしも良いこととも思わないし、人生のほとんどのことなんて途中で終わるんだから途中でやめても気にしなくて良いんです。
自分の時間とお金が許す限り、どんどんやれば良い。
「失敗」というものは存在してなくて、存在するとすれば「何もしないこと」なんです。
何かやって間違えたらたたかれる、っていう日本の社会だけど、それって本当に良くなくて、じゃあ何もやらない人が増えるに決まってます。
何かを良くしようとしてる。
そんな人の活動に対して、とやかく言うのはいつも脇役です。

自分の中の1位で良い

ネット社会によって、SNSなどで他人の生活を見る機会が増えました。
毎日美味しそうなものを食べている人、何かしらの活動をしている人を見て、羨ましいと思ったりすることもあると思います。
また、何かを始めようと思った時に、ネットであらかじめ調べて正解を探す人もいると思います。
でも大抵の場合、他人と同じようなことをしてもうまくいかないし満足しないんです。
やっぱり自分でやってみて、試行錯誤しながら正解を見つけていくしかない。
他人の正解を追い求めていたら一生幸せにはなれない。
食べログ1位の店ばかりに言って満足。
でも本当は近所の定食屋の方がうまい。
それで良いんです。
自分が良いと思う、自分の中の1位を探していけば良いんです。
それがこの世界を楽しくするヒントになります。