Tomorrow never comes. 現実には、寿命がある限り明日はある。この言葉は、起きる現象の客観的な説明ではなく、人生をどう使えば、自分の命を輝かせられるかを教えてくれているのではと思う。いつ死んでもいいと覚悟を決めている人にとっては、過去を振り返っての後悔にも、未来を思っての不安にも時間を割いている暇はない。現在の一瞬一瞬の積み重ねの中で生き続けるだけ、命尽きるまで。Tomorrow never comes. の信条は、そういう覚悟のある人の魂を磨くし、生きているか死んでいるかわからない私の胸に響きます。

人生の試練に向き合わないで、現実逃避している自分、突破するのに苦労する道と簡単に通過できる道の両方があれば、口では、苦労する道を選ぶと言いながら、実際は、簡単な方を選んでいる自分を憎み切れず、受け入れてしまう弱い自分、そういう自分もまた愛しい。もし私に、人の心に入り込み、その中の金庫をあけられる才能があって、それを他人のために使わず、私腹を肥やすために使ったらどうだろうか？　そうしたら、私の建てる家は、警備が厳重で、誰も信用できず、自分の心の中に、人を寄せ付けない壁を築かないと、夜もおちおち眠れなくなるだろう。それで生きていて何の意味があるだろうか？mayfly39.com